店舗併用住宅海とともに暮らす、やすらぎのホテルライクと整体院 | 佐渡市河原田本町

地域：佐渡市

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お客様の家見学会は、終了いたしました。WEBにて公開していない写真も多数ご用意してございます。家づくり相談会にて、ご紹介いたしますので、お気軽にお問合せください。

沈む夕日の景色。今日の終わりまで感じる場所へ。

佐渡市内でも西側に海岸を持つ真野湾沿岸、あめやの桟橋近く。忙しい毎日の終わりをしっかりと感じることができる場所。陽が波にキラキラと揺らめく休日も、夕日は音もなく海へと滑り込みます。
ご夫婦で営む整体院。以前は自宅が離れた場所にあったため、通勤に1時間。子どもさん達の成長とともに家族で過ごす時間が大切に感じ、往復2時間の時間は家族と過ごせる大切な時間であるとに気づき、店舗の運営にも良く、毎日が嬉しくなるこの場所で店舗を併用する住宅の新築をご決断されました。

海を控え、夕日を受ける理由ある外観の凹凸

家の外観は黒をベースにした落ち着いたシックな外観に少し明るく、凹凸の大きめのアクセントの外壁を選んだ外観は、夕日を浴びると陰影を増し、重厚感のある建物に仕上がっています。店舗としての存在感や高級感、親しみやすさを感じることができるように配色にしっかりとこだわること、室内に機能を持たせたことにより形状が複雑になった建物の外観は、悪目立ちせず、迫力のある存在感を醸し、お店としての落ち着きと安心感を高めてくれます。

ハウススペック

土地面積：98.64坪 (365.56㎡)

住居部分延床面積： 36.47坪 (120.35㎡)
店部分床面積：17坪 (56.10㎡)

やすらぎのホテルライク

玄関から見える海

整体院の入り口と分けて設けた居住スペースの玄関。ドアを開けると道路を挟んで真野湾が見える。
お子さんたちの毎日は、この光と風と波の音に招かれるようにしてはじまります。
玄関の正面。ダイニングテーブルに座ってドアを開ければちょっとしたリゾートが完成。お子さんが学校にでられた後は、お店の開店前にここでコーヒーを一杯だけ。

子どもと過ごす、家族を楽しむ

キッチンがコアになるLDK

リビングとダイニングどちらも見えるキッチンの配置をL字型に配置した中央に。2階からの階段もここに合流。家事の中心になるのは奥様。元気ざかりの子どもをこのキッチンから見守りながらお料理を頑張ります。カップボードは配置する冷蔵庫、レンジ、トースターなどなどを細かく想定して設計。使いやすさを重視して設置したカウンター上のオープン棚は過去のご経験から採用。見える、見せる。見せても大丈夫をしっかりと考えた選択です。

こういった整頓や見せ方。実はお子さんの美的感覚などが磨かれるきっかけになるのかもしれないと、設計士は考えています。

こちらも海が見えるリビング

ソファに腰を掛けると距離感良く見える海。外からは見えにくい窓が、このソファに座る時間を素敵なものにしてくれます。手元のスマホから顔をあげると海が見えるこの場所はこの家の格別な場所のひとつです。ホテルライクな暮らし、職場が建物内。ゆとりの時間を楽しむことができること。お休みの日に家族それぞれにここちよい場所があること。「ホテルライク」はこういった空間の設計によってつくられています。

まだまだあるよ海の見える家

一筋の海が見える線を2階部分にも採用。車から見えないこのホールは窓を大きくとって「眺望ホール」に。こちらも、お気に入りの椅子を1脚置けば小さな展望ラウンジが完成します。

昼風呂最高！浴室の小さな窓からも海！

最近の新築住宅の設計においては、窓のないお風呂も多くなっていますが、こちらの家では海の見える土地を選んだのだから、きっちりと楽しみたい。そんなご主人のご要望にお答えして、浴室を2階へ。高さと大きさを最適化して海の見えるバスルームの完成です。

ここにしかない景色を光を家の中に招き入れること

せっかくの自由設計の家。グリーンスタイルの家。
敷地の調査を徹底的に行なって導く答えは土地のいいところをくまなく家に取り込むことにあります。反対に道路やプライバシーを阻害する要因を家の形と高さできちんと遮ること。
これからも変わることのない光と風の通り道を見つけ、毎日を豊かにする窓からの景色も見出すこと。
家をここちよく、過ごしやすくするために調査を徹底的に行い、担当チーム全員で考えること。
そして、得られた結果に「過ごす場所」をつくること。間取りにこだわり、性能にこだわっているうちに忘れてしまいがちな「場所」。グリーンスタイルはそこを根拠あるここちよさの起点としてご提案しています。
佐渡市お客様の家完成見学会-高柳整体院様-海が見えるように設計する

家事のやりやすさは当たり前に

お洗濯系をまとめて固める

浴室と洗面脱衣室、サンルームと、ファミリークローク。セットで2階に配置しています。お料理の動線と同一ではないですが、家事のカテゴリを分けて考えると、衣類を毎日動かすには効率的な配置です。

得意技の収納力

随所につくっているのが「適大適所」の収納。こちらもしっかりとこだわって収納するものがある場所にそれを収納できるように配置を考えています。何をどのように収納するか。この先どういったものが収納しなくてはならなくなるかを想像して考えた結果、こちらの家には屋根の勾配の隙間を活用した、2階から出入する収納を設けています。

高柳整体院（店舗部分）

ご主人と奥様の職場は家の中。

建物をふたつに区切った店舗。玄関は面を変え別々に設け、店舗の駐車場側に。家族・従業員・お客様の動線を接続はされているけれど交わることのないように設計。

仕事が終わればご主人と奥様は、素早くパパ・ママの顔になる。

店舗併用住宅の設計には配慮すべき点がたくさんあります。もちろん、業種に応じるものも。
例えば、整体院はプライバシーに配慮するために、個室を複数設ける必要があります。限られた敷地面積で施術をしやすい面積と形状を確保して配置を行う必要もあります。リラックスが必要な空間に「家スペース」からの生活音が入り込まないような配慮も必要になることなど、多くの工夫が盛り込まれた施設をご主人と奥様と一緒になって考えさせていただきました。

おしゃれに生まれ変わる

旧店舗での課題のひとつ。オシャレ感。
実は、非常に微妙なコントロールに悩みました。あまりおしゃれに仕上げてしまうと、「施術」という肩書より「おしゃれマッサージ店」になってしまい、目指すものと異なるかもしれない。とはいえ、デスクワークが多く、痛みを抱えた若い方にもたくさん来ていただき、体調を改善してほしいという願いも。
しっかりとした施術で「毎日をたのしく健康な生活をお手伝い！」のキャッチコピーを掲げ、決まった型のマッサージではなく、症状や状態に合わせた「施術」を行う高柳整体院の方向性をきちんと見定めることを大切に考えさせていただきました。
そうして、店舗の内装デザインにはモノトーンを基調にシックで落ち着いた空間をつくり、誠実で真面目で技術派のお二人が経営される整体院を表現することに軸足をおいています。
少し高級感を漂わせるオシャレ感とリラックスできる空間を演出するために、明るさをコントロールし、お二人のこだわった間接照明で演出した待合スペース（ホール）がお客様を迎えてくれます。