地域:長岡市
リビングの隣は、ドッグラン。
お子様と愛犬が走り回る。
「新しいお家には、子どもとワンちゃんが走り回れるドッグランがほしいよね」
お選びいただいた横広がりの敷地に、お家とカーポート、そしてドッグランをどう配置するか。使い勝手、陽の当たるエリアなど、敷地に新しい暮らしを落とし込んで決めたゾーニング。
それは、外と内を横に長くつなげたものでした。
まずは、カーポートから玄関へ。毎日使う生活動線は便利に、そしてスムーズに。風除室も兼ねた玄関ポーチは、雨や雪の季節に嬉しいポイントです。
建物を挟んでカーポートと反対側、柵やウッドフェンスで囲んだ広いスペースが、ドッグラン。ご夫婦で植えられた天然芝の青さが、寄棟屋根で落ち着きをもたせた新しいお家の心地よさを引き立たせます。
ドッグランには、リビングの掃き出し窓から続くウッド・デッキを。ご夫婦腰掛けて、お庭を走り回るお子さまとワンちゃんを眺める。
カーポートから玄関、リビングを通って、ウッドデッキからドッグラン。外と内、そしてまた外へ。横長の敷地形状を活かし、ご家族の暮らし方に合わせ、横に長くつなげたゾーニングの家になりました。
家族の時間を楽しむ工夫。
お庭とリビングとキッチンと。
「お庭はおうち時間を楽しむために欠かせないもの。」
というご夫婦の思いを軸に進められたお家づくりです。
リビングにある東側の掃き出し窓にはウッドデッキ。その先には周囲を柵で囲んだドッグラン。道路側からは目隠しと飛び出さないためのウッドフェンスを立てています。お子様とワンちゃんが目一杯遊ぶためのひと工夫です。
休日には、家族でバーベキュー。お庭というプライベート空間で楽しむおうち時間は、いまの時代に大切なここちよさ、そして楽しさと思い出を与えてくれます。
キッチンは1階の中心に配置しました。
家事をしている奥さまが、お子さまとワンちゃんが遊ぶ姿を見守れて、お花が咲いたねってお庭の景色を楽しめて、ご主人がバーベキューの準備を手際よくできる。
ご家族の楽しい暮らしを考えて決めたレイアウトです。
畳スペースは、ご家族で。
床から30cm上げた畳スペース。段差で区切られた空間はお子さま達の絶好の遊び場になります。
畳下には引き出し収納をつけているから、おもちゃは自分たちでお片付け。
季節の行事も考えて。押入脇の板の間には、桃の節句にお雛様。ここは、お子さまの成長に欠かせない場所。
でも、せっかくの畳ですから、休日、ゴロンとしたいときもある。思う存分、ゆっくりして欲しいから窓位置を高く設定して。道路から見えないような配慮もアドバイスさせていただきました。
機能的なデザインで、室内でも楽しく。心地よく。
南側のあたたかさ。
「お日さまのあたたかさと明るさのなかで、ここちよく暮らしたい。」
南側にひらけた土地を、とご夫婦のこだわりが実現できる立地です。
だから、南面に延びるこちらの敷地にゆったりと、リビング・ダイニング、そして畳スペースを並べて配置。
それらに沿うように、窓を連続で配置。明るさと暖かさをたくさん取り込みましょう、って。
このストレートに配置した連続性は、空間に奥行きを出す。広く、続く、そして、窓の外へ。
デザインを装飾としてだけでなく、機能的に使うことで、有効面積以上の開放感をつくりあげます。
また、南東角の2Fホールのスタディー・コーナーはお子さまがなかよく並んで、本を読んだり、学習したり。
微笑ましいこの光景。こちらもご夫婦のご要望。
冬の季節も晴れた日の陽を取り込むことはグリーンスタイルの得意技。ポカポカなここちよさで家族を満たしてくれます。
ギャラリー
Produced by KANAKO MURAYAMA 村山 可奈子
GREEN STYLE Principal Architect / 村山 可奈子
出身地 / 新潟県十日町市
趣味・特技 /休日にぼーっとする、本を読む、山遊びをしたい
資格/2級建築士
得意分野 / デザイン住宅、家事動線、収納計画、シンプルデザイン…and MORE>>