地域：新潟市西蒲区巻
敷地内建築の２世帯住宅
プロアスリートのご主人が必要としたのは、スポーツ選手として毎日のトレーニングをしっかりと行える場所。
アレルギーのあるお子さんのために自然素材を。温もりあるリビングは畳敷きに。吹抜でつなぎ、温水ルームヒーターを利用して冬も暖かく。ダイニングには大きな窓をふたつ。
ウッドデッキで外とつなげた開放感は抜群です。洗濯機は２階へ。南向きの明るい家事スペースと便利な作業カウンターは奥さまへのプレゼント。シンプルな屋根形状は角田山から吹く強い風への工夫。
他にも随所に見どころがたっぷりの実家裏の狭小地のお家です。
トレーニング室と自然素材と コンセプト
集中！トレーニングルーム
シビアな競争世界のプロスポーツ。（なんの選手なのかは内緒）
しっかりと集中してトレーニングをする必要があると考えたわたしたちは、窓の形や場所をしっかりと考えました。また、ツールなどを収納できる棚などをたっぷりと用意し必要なものをしっかりとスムーズに出せるように工夫を施しています。
でも、ちょっと、気になる家族やお子さんの様子。リビングに配置した半透明（フロスト）のガラスブロックが空気を伝えます。
くつろぎのリビング・ダイニング
トレーニング後ゆったりと寛ぐことができるように、リビングは畳敷き。寝転べば、大きな窓が光をたっぷりと取り込む吹抜けの下でゴロゴロとリラックスできます。小脇にはパソコンスペースも備え、畳生活を最大限まで楽しめます。
奥さん目線の家事動線
「奥様目線」ありきたりな言葉ですが、奥様の家事をちょっと考え直しました。
洗濯機も2階のサンルームへ。お洗濯は、たたむ作業まで1箇所で完結。LDKの大きな窓が運ぶ風を吹抜に通じるスリットからも通るので、バッチリ乾きます。
そして、どの部屋も奥様もお子さんも明るく楽しく過ごせる明るさをたっぷりと湛えます。
キッチンと水回りの動線は回遊型のぐるぐる動線。
カウンターのダイニングはお片付けも簡単で、散らからない。
そして、何より収納力をたっぷりと持つことで、余計な家具を撲滅。お部屋はいつでもスッキリと保てるのです。玄関わきのシュークローゼットもたっぷり。居室のクローゼットも。ちょっとした屋根下も活用します。
ここちよさ。明るくて、穏やかに過ごせること。実はこういった収納力や奥様のイライラの原因の「散らかり」をしっかりとセーブできることも源泉だと考えているのです。
廊下にはウンテイもあるよ♪
プロのアスリート、それを支える奥さま・お子さまがここちよく暮らせる。
そんなお家のの完成です。
Produced by TOORU TAKAHASHI 髙橋 徹
GREEN STYLE Principal Architect / 髙橋 徹
出身地 / 新潟県長岡市
趣味・特技 / 仲間との時間を大切にする。ガチャガチャの小物集め(特に自動車！)、長岡の花火
資格/２級建築士
得意分野 / ２世帯住宅、和モダンのデザイン、木の特性を活かす…and MORE>>
