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地域:長岡市
2世帯住宅を建て替える。
2世帯住宅の情報
パパとママとお子さまと。さらに、おじいちゃん、おばあちゃんとも一緒に暮らす2世帯住宅。
大人の人数が多いから、子育て安くを協力しやすく新築するときの資金面でも、注文住宅ならではの自由さとこだわりをとことん楽しめる心強さを持っています。
でも、大人数が暮らすからこそ、お悩みや互いに遠慮してしまうポイントも増えるもの。
それぞれの暮らし方にあった間取りとは?と悩みが出てくるものです。
そこは、長年の住宅建築実績を持つグリーンスタイル。ご家族皆さまのお話しをお聞きして、悩みを乗り越え、2世帯住宅を新築すると決めていただきました。
そして、今回は古く大きなお家の建て替えです。新しさのなかに、思い出を取り入れるという、モノのリフォーム、リノベーション工事も行いました。
ご家族のこだわりのすべてを取り込んで、建て替えたの2世帯住宅で暮らすご家族のインタビューをご紹介します。
- 暮らす家族 :ご夫婦+お子さま+奥さまの親御さんと94才のおばあさま
- お家の広さ : 41.15坪(2階建)
- 間取り:5LDK+畳コーナー+ 小屋裏収納
- スペース分け:全て共有(LDK、玄関、水廻り等、全て共有で使用し、世帯間での分離は無し)
グリーンスタイルで家を建てようと決めた理由はなんですか?
「私たちの話しを聞く」から始まった家づくりだったから
- お母さま
94才の母(おばあさま)にとっては、3回目の家づくり。代々受け継がれてきたこの土地に、娘の世帯がこれから永く住んでくれることが嬉しいこともあり、私も真剣に取り組みました。実は、A4の紙に15枚。一つひとつ実現したいことをまとめて書くことから始めていました。妥協はしたくはなかったので、20社を見学や訪問をしました。その中で私たちの家族にピッタリとあったのが、グリーンスタイルさんでした。アピールや説明することより、私の書いた紙を見ながら、私たちの世帯と、娘たち、そして祖母と4世代の要望をしっかりと聞き取り、質問して、ひとつひとつ確認してくれたことや、問題点がある場合はデメリットの説明と解消の方法を教えてくれたのが嬉しくて。グリーンスタイルさんに決めました。もちろん見学会会場の雰囲気もすてきだったこともありますが。
敷地を活かす家づくりだったから
- ご主人
グリーンスタイルのいいところや特徴が、性能や商品的な部分ではなく、シンプルに敷地を活かす家づくりであること、光が入って明るく、季節の風が通ること。四季を感じることのできる家づくりが大前提。それ以外は自由です。というところがポイントだったと思います。機能や性能や数値的なお話よりも、私たち家族のコトをしっかりと理解できるまで聞いてくれるところは特に印象的でした。そういう意味では設計士の髙橋さんと村山さんの信頼感はとても大きかったと思います。
- プランナー髙橋
ご家族は、長岡市内で開催させていただいた、半独立型の2世帯住宅をご見学いただいたことが、私たちとの出会いでした。注文住宅の家づくりは、建築する形のあるモノなのですが、大切なのは家の中に住む人、一人ひとりの暮らし方の夢だったり現実に起こる「コト」なので、それぞれの暮らしをしっかりとお聞きすることから始めています。お母様の15枚の「要望書」の全てにそのままお応えしたわけではありませんが、やはりご見学いただいた家とは全く違う、別のコトとここちよさを考えてご提案させていただきました。
新築住宅で実現したかったことはありますか?
助け合うにプラスした、個々を尊重した暮らし方
- 奥さま
子どもの成長を見守ることができる家がほしいと思っていました。元々、ここに戻って住むことを決めた理由は、母や祖母に見守ってほしい面もありましたから。でも、高齢(94歳)の祖母にできることは限られていますし、母に多大な負担をかけるのも違うとも思っていました。仕事をしながらの私の家事、独立して家を拠点に仕事をしている夫の協力。そのなかで、どのように子育てを行うかは、この家の大切な部分だったと思います。
多世帯での暮らしは、子どもの経験と思い出に。
- ご主人
妻と子どもの世帯で独立することも可能だったと思いますが、母の「ここに住んでほしい」という思いも強く感じ、とてもありがたく感じていました。妻と話す中でも、こうやって育児を手伝ってもらえることは本当にありがたいことでもありましたし、こうやって多世帯の家族で過ごすことができる家は、子どもたちにとっても、大切な思い出や経験になるのではないかと思っておりました。
だからこその、このリビング。みんなで過ごすことができる場所を作って欲しいと思っていました。これは、妻も母も共通の思いですね。だから、この敷地に戻ってきた古い家のときの印象である「寒さ」「部屋にこもりがち」をしっかりと解消してもらいたいと思いました。家族で過ごすことができる家。おばあちゃんとの時間を子どもたちに大切に感じてほしいと思っていました。
実際に住んでみていかがですか?
家族が自然にあつまる場所があること
- お母さま
暖かくて、明るい。冬に、リビングがこんなに明るい家になったことがとても嬉しいです。この冬の時期でも晴れれば電気をつける必要がないなんて。そして、計画していただいたこのリビングに、いつまでも家族が全員いることに驚いています。晩ご飯が終わってもみんながここにいてくれるのは、本当に幸せな気持ちになります。孫がここでずっと遊ぶ姿や、その顔をずっと見ることができることがとっても嬉しいです。
朝やお休みの日には、この畳のスペースに、何を話すでもないのですがリビングの同じ空気を母(おばあさま)が分かち合うことができているのも、願いが叶った感じがしています。きっと母も、このリビングが気に入っていてくれています。建て替える前の家の障子が使われているこの畳の空間は、母のお気に入りの場所のようです。この場所で、ひ孫の姿を見たり。一緒に仏壇に手を合わせていたり。
「いい家なんだな」と感じる瞬間
- ご主人
現在、この家に男性は私だけなので、肩身はなんとなく狭いですが、このリビングの居心地は特にいいと思っています。空間は数字上の面積よりも広く、高く感じますし。居場所も特等席(カドッコ)もあって、家族全員を見ていると、ふと「いい家」なんだなって感じる瞬間があります。住み始めたのが冬の始まりだったので、他の季節はわからないけれど、エアコンだけで十分暖かいし、こうして晴れれば、日が入って更に暖かくて明るい。
趣きの庭。これからがさらに楽しみ
- 奥さま
まだまだ、楽しみがこれからなところも多くて。雪がなくなれば、お庭とこのウッドデッキも楽しみなんです。建て替える前の庭に飾っていた庭石。どれを残すかは、私が選びました。石はわからないですが、雰囲気で。母が残すことを決めた庭木も。なんか、ちょっと小さな頃、その石に登った思い出もあったり。子どもの頃に過ごした思い出がところどころにあるのって、祖母も嬉しいかもしれないですが、実は私も嬉しかったりしています。ウッドデッキも、リビングとダイニングでぐるぐる回れるので、お庭を使っての過ごし方がとても楽しみです。
- ご主人
デッキにはタープを掛けるフックも用意していただいたので、妻も希望が叶って喜んでいます。BBQの道具などもしっかりと、たっぷりと収納できる外部収納も設けました。ウッドデッキとお庭で、お出かけの難しい祖母も一緒に楽しめることは、今からとても楽しみですね。
趣きを残す
- プランナー髙橋
奥様が娘さんの世帯のことを考え、想う気持ちを沢山感じました。思い入れのある家を解体して、思い出のある立派な庭も木も石も、「将来負担になる」と、沢山処分されることを決めていらっしゃっていて。ちょっと、簡単に割り切れるものでもないと思いましたので、家のサイズとその配置をしっかりと考えて、明るさと思い出が残る庭になっています。リビングの障子などもそうですね。もっと大きな窓を採用することも考えましたが、隣地との関係も考えてこちらの提案になっています。
暮らし方は変わりましたか?
「家事」が「家族と過ごす時間」に変わった
- 奥さま
回遊動線というのでしょうか。他の家より多いぐるぐるまわる家事動線が8の字になっていて、本当に使うのかな?なんて思っていましたが、家族とぶつからない使い方ができています。忙しい、という程ではないのかもしれませんが、こういった動線のお陰で、買い物から帰ったときに、手早くモノをしまうことができているので、便利だなと思います。便利なこともそうなのですが、食事の準備が変わったように感じています。ダイニングで長女が勉強を始めたこと。家族みんながリビングにいるので、前の家では、「家事」というイメージでしたが、それが今では「家族と一緒に過ごす時間」に変わったと感じています。
できるだけ、家づくりをわかりやすく。
- プランナー髙橋
大人数の家族ひとりひとりのここちよさを追求することの始まりは、まず、お客様の言葉からでてくるご要望を聞き取ることから始めています。そこから、お客様にはわかりにくい新しい暮らし方を図面を使って説明させていただいています。私たちはたくさんの新築住宅の建築で分かっていることでも、お客様にとっては初めての家づくり。できるだけわかりやすくお伝えできることを心がけています。今回、新築させていただいた2世帯住宅建て替えは、ご家族の人数も多いため、皆さまにきちんと伝わるよう、そして、楽しんでいただけるよう、家づくりサポートさせていただきました。
ギャラリー
建築実例写真はこちらからご覧ください。
建築実例:2世帯住宅 建て替え。趣きをリフォーム、庭を愛でる家