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グリーンスタイルとはAbout GREEN STYLE
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グリーンスタイル
新潟県長岡市宝4丁目2番地25TEL 0120-952-135FAX 0258-24-0303
0120-952-135
平日10:00~18:00
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地域:長岡市
きっと、誰にでもあるもので、少し古典的な雰囲気が漂うもの。 家族を集めること、 集めた家族をまとめること、 そして、また来たいと思わせること。
それは、この家のどこにいても「ここちよい」を感じられるように。 グリーンスタイルが考える「実家」をストーリー仕立てでご紹介します。
実家を出てからもう20年が経つ。私の実家は、兄夫妻と甥っ子で賑やか。 一方、うちはといえば、妻と高校生の息子と3人で「狭い」を我慢して暮らしてきた。 仕事も落ち着き、部下に色々と任せることができるようになり、私と妻は家を持つことを考え始めた。
「息子の「実家」って、ここになるんだよね。」 という妻の一言で、息子の実家をつくろう。と決めた。
顔を合わせることが少なくなった息子。 私が家族とコミュニケーションを交わせる場所としてのリビング・ダイニング。 ここは、孫を連れたこの子が将来帰ってくる。広く、明るく。余裕を持ったスペース。
1段下がったキッチンにいる妻は、ロースタイルの居間にいる私と息子と話がしやすい。 こうしてつくるコミュニケーションが、永く続くことを願う。
1段下がったキッチン。奥側には自由に使える場所をつくった。 妻が、一休みできるように。 妻だって一日忙しい。 ゆったりと座って過ごしてほしい。
リビング・和室と広くつながる縁側は四季の移ろいを感じさせるもの。季節や天気という自然を抱えることが、家族や親戚を集める空間を作るものだと信じている。 キッチンに立つ、妻がこの庭を眺めながら季節の料理に腕を振るう。ときには、私も手伝う。 そうやって家族はつくられていくものなのだろうと思う。
仕事を持ち帰ってしまう私。 そんな私にとって、仕事から完全に開放される場所があること。 東屋にはスマホも持ち込まない(ようにする)。
妻が、冷茶を運んでくれる。 「ありがとう。」 究極の贅沢だ。
とはいえ、現実は甘くなく。日々、仕事に追われる私にとって、集中できるデスクは必要。 テレワーク・在宅勤務。なんて、会社では推進する立場の私だから、リビングを真上から見渡せる和室の書斎にデスクをしつらえた。 集中できる場所があることは、仕事人間最後の世代の私にとって大切な場所だと思っている。
静かな夜を静かに過ごす。 縁側に座り、ビールを飲む。
妻と息子と。いつかは。