地域:新潟市東区
店舗併用住宅を建てる。
お店を経営されていらっしゃるご夫婦。
お仕事をしながらも、アウトドア、BBQ、自転車など
ご趣味を楽しむ時間を大切にできるような暮らし方をしたい!
と、ご新築を検討され始めたところでご相談を頂きました。
お客様から頂いたポイントは大きく3つ。
「使い勝手」「明るさ」「あたたかさ」
私たちからのご提案は、
「ミニマルに。アクティブに。」
着飾らないシンプルな暮らし方を大切にしながら、
外での遊びやお仕事の時間さえも楽しんでしまえること。
限られた面積を最大限に有効活用し、居住空間はもちろん店舗にも
「自由でここちよい空間」を実現しました。
「ミニマルに。アクティブに。」店舗併用住宅のコンセプト
敷地を活かす
もともとお庭だった敷地を工事を始めるにあたり、気になるところを整理をしながら、
必要最小限の敷地内で、コンパクトな空間を最大限開放的に。
南向きの土地を活かすため、南側には大きな窓を設けて明るさと風を招き、
北側にも窓を設けることで常時優しい光と風の抜け道を確保することを心掛けて設計にあたりました。
二階リビングの自由なここちよさ
リビングにはにソファーを置かず、
お庭の木の揺らぎを眺める、エアリアルヨガを楽しむ、本を読む、
自分達の好きなことを好きな場所でできる。
ミニマルに暮らすことで、モノを少なくスッキリと過ごせます。
アクティブに動けることで、よりここちよく過ごせる場所を自分達でつくることができます。
カーテンを開ければたくさんの光に包まれ、窓を開ければ風が吹き抜け、つい床でゴロゴロとしてしまいそうな、そんなリビングを目指しました。
壁付けのキッチンにすることで、キッチンもインテリアのひとつに。
フランス貼りの白いタイルも一役買っています。
南側の大きな窓の外には、広いバルコニー。
ご家族でBBQも。
「構え」のよいファサード
外観は、店舗機能を持つ住宅なことを意識し、より「構え」を。
間口の広さを活かした横ラインを強調したデザインに。
動線と収納計画
収納は「量」よりも「使いやすさ」を重視し、動線途中に収納を設けることで動作を節約。
お店との行き来や必要な場面で利用しやすい収納。
グリーンスタイルの目指す『適大適所』の配置です。
ご自宅の玄関は広くとり、ご夫婦のロードバイクを置くスペースを。
外部収納は、アウトドアグッズを磨くご主人の大切な場所。
安心安全な暮らし
構造には、ゴムで揺れを吸収する制震ユニット「ミライエ」を装備し、地震から住まう方やお店を利用するお客様を守ってくれます。
サッシには、真空トリプルガラスを採用。
断熱性や気密性への配慮をしっかりとすることで
夏は涼しく、冬はあたたかく体の負担の軽減を実現。
特に寒さに敏感な奥様にはご満足を頂ける空間となりました。
ギャラリー
シンプルな空間ながらも、カウンター取付方や壁一面のタイルでご自身達のこだわりを。
ちいさなこだわりを叶えていくことで、お住まいに愛着をお持ちいただくことが
設計士の大切な仕事の一つです。
Produced by HIKARU TAMURA 田村 曜
GREEN STYLE Architect / 田村 曜
出身地 / 新潟県村上市
趣味・特技 / 日本の城巡り、緑や樹々に囲まれる、こだわりは靴下
得意分野 / 単世帯住宅、2世帯住宅、店舗併用住宅、機能性デザイン、モダン・インテリア、シック・インテリア…and MORE>>