電話番号0120-952-135

平日10:00~18:00

注文住宅をおしゃれかつ住み心地のいい家にするポイント(床・ドア編)

この記事のURLをコピーするURLをコピーしました

グリーンスタイル 新潟 長岡 新築 見学会 家づくり 新築分譲住宅 建売住宅 フローリング 建具 ドア インテリア ブログ
フローリングやドア、引き戸といった建具、階段など、住宅インテリアのベースを彩る木。
どんな色を選んで組み合わせるか次第で印象がガラリと変わるためお家づくりではとても重要な要素の1つです。

現在、建材メーカーさんから様々なカラーや特徴をもった木が販売されています。
建売とは異なり、注文住宅では、これらインテリアのベースとなる木のカラーから考えることができます。こだわりや理想を追求し、ちょっと自慢したくなるおしゃれなお家にしたいものです。

今回は、それら木の色を、「ライトブラウン」「ミディアムブラウン」「ダークブラウン」の大きく3つの茶色に分けて床と建具の組み合わせ方をご紹介。グリーンスタイルが実際にコーディネートした実例をご覧いただきたいと思います。

目 次

木の色の組み合わせ

ライトブラウンの床色との組み合わせ

フローリング
その色味から、明るく、軽やかな印象を受けるライト・ブラウン色の床材。優しく、柔らかなイメージから、保育園や老人ホームといった介護福祉施設や公共施設のインテリアコーディネートに選ばれることも多いやさしい色味です。

ライトブラウンというこの柔らかな印象。住宅ではリビングにこの配色を選ぶと、窓からの陽光と相まって、暮らすご家族に温かな印象と心地よさを届けてくれる、明るく穏やかに過ごせる空間をつくることができます。

ライトブラウン色の床にライトブラウン色の建具を選ぶ

新築 フローリング 木目
床と建具をライトブラウン色で合わせると、室内は優しく、柔らかな印象にまとまります。
流行りの北欧風のクロスとも相性の良いことから、女性に好まれやすいので人気を後押ししています。ただ、その甘めの印象は、男性からすると好みの分かれやすい面も持ちます。
新築 フローリング 木目
しかし、その淡い色味とのコントラストが効いた木目がしっかりと浮き出た材とクロスや家具を選ぶと、印象はガラリと変わり、シンプルながらも引き締まったコーディネートも可能になります。
新築 フローリング 木目
実は、ドアの装飾に、細い縦格子のタイプを選ぶと、和モダンの雰囲気もつくることができるオールラウンドの色でもあります。
「明るい」という印象はそのままに、優しい色味、引き締め、そして伝統的なテイストまでコーディネートを楽しめるのが、ライトブラウンの特徴です。

ライトブラウン色の床に青色系色の建具を選ぶ

新築 フローリング 木目
北欧テイストのコーディネートが人気となり、一般的になった青色系の建具。
レトロな印象をつくるのくすみカラーの水色やネイビー色の建具は、リビングだけでなく子ども部屋まで幅広く対応できるカラーで、グリーンスタイルでもよくお選びいただいています。

ライトブラウンの床とくすみカラーの青色系の建具の組み合わせは、グレー系色の壁紙や、デザイン・タイルや家具など、プラスするアクセント類との相性もよく、リビングやキッチンなど、気軽に多様な組み合わせを楽しめます。
また、小物などを飾らなくても、シンプルなママ室内をおしゃれに演出できるメリットもあります。お仕事や子育てなど、忙しい奥さまが装飾を頑張らなくてもいいところも、うれしいポイントの1つです。

ライトブラウン色の床にダークブラウン色の建具を選ぶ

新築 フローリング 木目
ライトブラウンの床色とダークカラーの建具の組み合わせをみてみましょう。
広さを感じる淡い色味を部屋の下部分(床)に広げ、視線の高さには重厚な印象のダークカラー系の建具を配置することにより、「広さと上質さを感じるコーディネート」となります。これは、色味の大きな差が、メリハリの効いた空間をつくり、ダークカラーの高級感を引き立たせた効果のためです。さらに、建具に合わせて家具もダーカラーのトーンでまとめると、床の軽い色味の効果で重くなりすぎず、かつまとまりのあるインテリアコーディネートを楽しめます。
新築 フローリング 木目
床と建具の色味を合わせた方が、もちろん統一感は増します。しかし、青色系の建具と同様に床と建具にプラスで取り入れる家具やクロス、小物など、部屋や建物といったトータルでインテリアコーディネートを考えていたくことで、家を楽む幅を増やすことはおしゃれな注文住宅を建てる醍醐味といえるでしょう。
コーディネートで迷ったときは、お気軽に設計士にご相談ください。豊富な経験や実例写真から、イメージに沿うようにアドバイスをさせていただきます。

ライトブラウン色の床、建具の金具をブラックにする

新築 キッチン 北欧風
とても細かなポイントですが、ドアのノブや、引き戸の金具の色も、建具の色を考える上で、こだわりたいものです。
シルバーなどの金属色を選ぶのが主流ですが、実はブラックも人気のカラーです。
ライト・ブラウンの建具とブラックのドアノブの組み合わせは、そのコントラストから、小さな金具にも関わらず、ブラックのインパクトを高めています。キッチンの収納の把手や、TVボードの収納の金具も、ブラックで統一すると、グッとデザイン性が増したリビングを演出することができます。
カーテンのレールやアクセサリーにも、ブラックの色味はあります。デザイン性の強く、凝ったものを取り入れる際には、ご自身が思い描いているコーディネートに合うか、設計士と相談しながら取り入れてはいかがでしょうか。

ミディアムブラウン色の床との組み合わせ

フローリング
暗すぎず明るすぎず、どんなインテリアとも相性のよい色味のミディアムブラウンの床材。
ミディアムブラウンは、その程よい色味で、ライトブラウンやダークブラウンの色味ほど、他のモノとのコントラスト(色の差)が強まることなく、ナチュラルに木目を楽しめ、自然の趣を感じられるのが特徴でしょう。

ミディアムブラウンの中でも、赤みが強いものは「高級感」が出て「品」良く仕上がる印象に。逆に赤みを抑えたミディアムブラウンは、「インダストリアルスタイル」、「ヴィンテージスタイル」といった、渋みが効いたかっこよく、おしゃれなコーディネートを楽しむことができます。

ミディアムブラウン色の床にミディアムブラウン色の建具を選ぶ

新築 フローリング 木目
床と建具をミディアムブラウン色で合わせると、木目を程よく感じ、落ち着きと明るさを持った印象にまとまります。ヴィンテージ・スタイルから、カフェスタイルまで。幅広いテイストのインテリアスタイルで、以前から用いられてきました。これは、ご紹介している3つのブラウンのなかで1番温かい暖色系の木色をしているからというのも理由の1つでしょう。
例えば、この暖色系に映えるように、インテリア小物で青色系をプラスすると、メリハリの効いたおしゃれなコーディネートを楽しめます。取り入れる青系色の色味も、濃淡から、緑がかったり、黒みを帯びたりと、組み合わせ次第で、様々なスタイルを楽しめることが、床と建具をミディアムブラウン色で合わせることの特徴でしょう。

ミディアムブラウン色の床とライトブラウン色の建具にする

新築 フローリング 木目
ミディアムブラウンの木目の温かさと、広さを感じさせるライトカラー系の建具を組み合わせることで、落ち着きと温かみを持ち、広さのある部屋を演出できます。もちろん、建具にホワイトを持ち入れば、壁の延長と錯覚させ空間を広く感じることはできますが、それよりも、柔らかさをとりいれることができることも、ライトカラー系の建具の特徴です。

この効果は、建具だけでなく家具でもつくることができます。
背の高いトールタイプのカップボードや、大きなダイニングテーブルなど、室内での存在感を小さくしたいときに、ライトカラー系の家具を選ぶと、部屋を広くみせることができます。また、ホワイト色の家具よりも、メリハリが少ない分、柔らかな印象を与えてくれるところもメリットです。

ミディアムブラウン色の床と階段の組み合わせ

ここでは、床の色と、改段の色の組み合わせも考えてみたいと思います。
階段は、大きく分けて3つの部材の色を決めていただきます。3つの部材とは
踏面(ふみづら)と呼ぶ、足を載せて歩く部分の部材と、
蹴上(けあげ)と呼ぶ、1段の高さの部分の部材、
側板と呼ぶ、階段を挟むように両サイドに設置する部材のことを言います。

グリーンスタイルでは、この3つの部材を組み合わせて、3種類の階段をご用意しています。

ここでは、ミディアムブラウンの色を例に、この3つの部材を組み合わせて、3種類の階段をご用意しています。ここでは、ミディアムブラウンの色を例に、ご紹介いたします。 

  1. 踏面・蹴上・側板 /ミディアムブラウン
    より木の色味を楽しめるコーディネートです。壁と連動する側板も木の色味を使っているため、他の2つと比べて階段の存在感は強く、和テイストのインテリアにもしっくりくる組み合わせです。
    新築 リビング
    新築 フローリング 階段

  2. 踏面・蹴上 /ミディアムブラウン、側板 / ホワイト
    側板のみホワイトを使用したこちらの組み合わせ。木の色味の風合いを楽しみつつ、全て木色としたコーディネートと比べると、軽やかな印象になります。
    床~蹴上~踏面、また側板~壁と、建物を構成する面に沿った色味を使用しているため、室内と馴染みよく、様々なテイストに合う階段のコーディネートです。
    そのため、リビング内に階段を設置するのにも適しています。
    新築 フローリング 階段
    新築 フローリング 階段
  3. 踏面 /ミディアムブラウン、蹴上・側板 / ホワイト
    踏面のみに木色を使用したこちらのコーディネートは、蹴上のホワイトとの色味の差から、とても軽やかな印象を受けます。
    ミディアムブラウンは、優しく、柔らかなイメージにまとまりナチュラルテイストから、シンプルなテイストまで、幅広くおすすめできるコーディネートです。
    しかし、踏面をダーク・ブラウン色にした場合、全く異なった印象を受けます。コントラストが強いため、モノトーンのコーディネートやモダンテイストにおススメの組み合わせとなります。ただし、こういった色差の大きい組み合わせは、足を載せる面と高さの部分との色の差異が明らかなため、足を踏み外すことを軽減するというご意見もいただいており、その機能性を期待して、幅広い世代よりお選びいただくことができるのも特徴です
    新築 フローリング 階段
    また、踏み面にダークブラウンを組み合わせ、蹴上に白を取り入れることで、ダークの印象を和らげ、暗くなりすぎない印象をつくることができます
    新築 フローリング 階段

ダークブラウン色の床との組み合わせ

フローリング
その暗い色味から、渋みを持ち、重厚で高級感を持った印象を受けるダーク・ブラウン色の床材。
その落ち着いたイメージから、有名カフェの店舗にも多く採用されている色味でもあります。住宅リビングにお選びいただくと、静かな夜の似合う雰囲気づくりができ、こだわりの照明が、風格ある室内の表情を照らし、一日の疲れを癒してくれる、そんな心地よさの中に、スモーキーで格好いい雰囲気で家族を包み込んでくれるでしょう。

 ダークブラウン色の床とダークブラウン色の建具にする

新築 フローリング ダイニング
床と建具をダークブラウン色で揃えると、重厚感のある、落ち着いた印象にまとまります。
そのシックなコーディネートは、ご年配の世代はもちろん、幅広い年代にも支持される組み合わせです。暗い濃色の組み合わせですが、その分、室内に光が射し込んだ時の光と影のコントラストは、映画のワンシーンのよう。明るい木色では得ることのできないシックな心地よさを与えてくれます。
グリーンスタイル 新築 リビング
落ち着きとは逆に、色の濃淡のコントラストを活かしたコーディネートも人気です。
限りなく黒色に近いダーク・ブラウンの床と建具に対して、壁にピュアホワイトのクロスをもってくるモノトーンのコーディネートでき、若年層を中心に人気です。モノトーンで色味が少なく、メリハリを利かせることで、おしゃれで洗練された雰囲気を演出できます。そのため、生活感が抑えられ、ショップやおしゃれなオフィスような印象も与えるので、流行りや好みに合わせた小物などで、アレンジするとよいでしょう。
新築 フローリング ダイニング
暗い、濃いという印象を、落ち着きと捉えたり、メリハリのコントラストで仕上げたり。アレンジ次第でガラリと印象の異なるコーディネートを楽しめるのが、ダーク・ブラウンの特徴です

ダークブラウン色の床に装飾性の強い建具でアレンジ

新築 フローリング リビング ヴィンテージ
ダークブラウン色の床の暗い印象を、古き良きスタイルとして活かし、まとめたコーディネートが「ヴィンテージスタイル」です。
男性により多く指示されるテイストのひとつです。おしゃれなヴィンテージスタイルにコーディネートするためのポイントとして、若干レトロで金属感のある装飾性の強い建具がおすすめです。よりヴィンテージ感が増し、室内の雰囲気を古風に演出します。装飾性の強いというと、迷われるかもしれませんが、トラディショナルスタイルなどという名前で、住設メーカーより様々なデザイン、色味が出ており、お気軽にお好みに合わせてお選びいただけます。
その際、ドアノブなどの金具類を黒色や真鍮色にしてみてはいかがでしょう。照明の器具類、スイッチなどもこだわって、同様のトーン・カラーに。照明は、白熱灯色でライティング。お部屋全体がヴィンテージテイストの統一感で格好良く満たされます。
新築 フローリング リビング ヴィンテージ

ダークブラウン色の床と様々な部材の組み合わせ

グリーンスタイル 新築 リビング
床を決めたら、同一室内にある「様々な部材」の色を考えましょう。
「様々な部材」とは、例えば、カウンター、笠木、巾木、現し柱や梁、天井材などです。
床ほどの面積がなくとも、建具ほど視界に入りやすくなくとも、その色味が意外と気になるのがこれら部材です。ダークブラウン色の床には、同様の色の部材でそろえた方が、統一感が増しパリッとしたトータルコーディネートされている印象を受けると思います。
しかし、一番大切なことは、コーディネートのバランスです。特に、ダークブラウン色は重厚感が強く、部材量が多いほど、その全てを同色でまとめると、ただの重たい雰囲気になりかねません。例えば、ダークブラウン色の床の木目と近似模様の木目をもつ若干明るい木色のカウンターにする。巾木や笠木は壁のクロスと揃えてホワイトを選ぶなど。ポイントを見極めて重厚感を持つカラーを外し、別な色味を選ぶという手法も有効です。

では、実際はどうすればいいか?
それは、経験豊富な多くの家を監修したインテリアコーディネーターと、じっくりと打ち合わせすることで、イメージしたインテリアコーディネートの近道とも言えます。グリーンスタイルでは、パース作成ソフトを使用し、いろいろな色に変更した際のイメージパースを作成することも可能です。

グリーンスタイル 新築 リビング

注文住宅をおしゃれかつ住み心地のいい家にするポイント(床・ドア編)まとめ

室内で大きな面積を占める床。
選ぶ色によって、また、建具や階段、巾木や笠木など、様々な部材で使用する色によって、受ける印象は変わってきます。
全て統一の色でそろえれば、もちろんまとまったコーディネートとなります。しかし、選ぶ色によっては、明るすぎたり、過度なメリハリでうるさく感じたり、重く感じたりすることもあります。ご希望のインテリアイメージになるように、バランスを考えて組み合わせましょう。

また、迷われた場合は、設計士に相談することをおススメします。豊富な経験から多くのテイストのおしゃれでしっくりくる組み合わせを知っているためです。また、グリーンスタイルでは多くの建築実績で蓄積したインテリアの写真から、ご希望のイメージに近い形でご提案できると思います。ぜひ、お問い合わせ下さい。

ページトップに戻る