地域:長岡市
細長い変形地の魅力を引き出す
特徴のある細長い敷地。
敷地環境調査を念入りに行えば、その魅力を最大限引き出せる。
そして見つけた『風のライン』。
家族が集まる和室とLDK、さらに中庭を流れるように配置することで、
アウトドアリビングとして活用しやすくする。
1階にファミリークロークやサンルームを設置。
家族の使い勝手を考え、回遊性を持たせた『ぐるぐる動線』。
雪深いこの街に暮らす私たちだからこそ、暖かな季節に吹く風のここちよさをよく知っている。
流れる風と一体感を得られたときのここちよさ。これを暮らしに取り込みカタチにした『快適! 細長い家』。
敷地に流れ込む風、室内に取り込む
流れる風を取り込む窓の配置
どうすれば、その魅力を最大限引き出せるか?
考えながら敷地環境調査で見つけた『風のライン』。
「和室とLDKを流れるように配置したら…」
「LDKと中庭も風がつなげる…」
東側は、『ライン』『流れ』を意識したストレートかつスムーズなプランニングを実現。
家族の動線
奥行きのある家。風を流すことを可能にしても。
家事動線まで延びてしまっては、使いやすいとはいいがたい。
そこで、西側には、家族の使い勝手を考えた『ぐるぐる動線』をご提案。
ファミリークロークやサンルームを1階に配置し、
水廻りから、リビングへと、家族の動線に『回遊性』を持たせることで、抜群の使いやすさを実現。
『家族が集うのは1階なのに、収納は2階なの?』
1階にファミリークロークを置いた理由。
保育園のカバンや帽子、ランドセルや体操着、お父さんのお仕事カバンに、お母さんのバッグ。
数えだしたらキリがない。
毎日使うものだから、1階で完結できたなら、とってもラクな毎日に。
ギャラリー
洗面室に隣接させた、広々としたサンルーム。雪深い地域に優しいプランです。
その先に続くのは、『物干し庭』。
コの字に囲まれているから、人目を気にせずにお洗濯。
隣地との境界に走る気持ちの良い風が、洗濯物をカラッと乾かしてくれます。
2階廊下の各居室前には、可動棚を設置。
本に教科書、鉛筆削りのためのコンセントも設置。使い方は無限大。
廊下の上部は小屋裏収納の出入り口。必要なときにハシゴを出してつかいます。
広々とした主寝室と併設のウォークインクローゼット。
タンス、机、鏡台、既存の家具のサイズを事前に確認。
「どこにおこうか?」
配置を細かくお打ち合わせすることでできた無駄のないプランニング。
リビング360°画像
ぐるぐる家事動線360°画像
Produced by TSUYOSHI ASANO 朝野 剛
GREEN STYLE Principal Architect / 朝野 剛
出身地 / 富山県
趣味・特技 / 山登り
資格/1級建築士
得意分野 / 狭小住宅、スキップフロア、吹抜、アーチや木のデザイン…and MORE>>