見学会開催要項
開催日時：受付終了 実例写真掲載中
デザイン住宅
設計事務所とのコラボレーション
長岡市、閑静な住宅街。こちらに新築したお家は、設計事務所と設計をコラボレートした住宅です。
いつものグリーンスタイルの家づくりの考え方「光と風」を軸に考えてもらいながら、いつもとは少し異なる風を吹き込んだお家の見学会を開催いたします。
ハウススペック
土地面積：63.13坪 (207㎡)
延床面積：27.30坪 (90.26㎡)
見学会はこんなところが気になる方に。
- 断熱・耐震、そして降雪地域に建てる家の基本的な考えを知りたい方
降雪地域の家づくりで、忘れてはいけないのが、冬、いかに室内に陽を取り入れ、夏、涼しく過ごすのか。
そして、周囲の建物、暮らしへの配慮。
間取りや動線を優先するばかりに忘れて欲しくない、当たり前の雪国でのここちよい安全な暮らしについて、この建物を実例としてお教えいたします。
- 27坪で十分。そんな解放感をご体感されたい方
「本当に27坪なのか？！」と、訪れた人を驚かせる解放的なデザイン住宅。
ヒントは、吹き抜けにプラスαしていること。現地にてその答えを、是非、ご体感ください。
- 壁のない子ども部屋をご紹介いたします。
「子ども室の使用期間は意外と短い」という考えで設計した子ども室。
壁がないとは？その理由は？現地にて、ご体感いただき、あなたのご意見をお聞かせください。
- 総合展示場も行ったけど…。まだ、お家づくりで、ピン！ときてない方。
お家づくりを考え始めて、総合展示場、モデルハウス、カタログや雑誌。色々見たり、聞いたりしたけど、なんだかピン！と来ていない方。
展示場のモデルハウスの豪華な設備やちょっと大きなサイズ感にはリアリティを持ちにくいというのも理由の１つ。「ご家族が本当に暮らす家」をご体感ください。きっと家づくりのヒントが見つかります。
デザイン住宅－コンパクトに無駄なく。豊かに暮らす コンセプト
住宅性能にこだわる。断熱・耐震
C値 ：0.2ⅽ㎡/㎡
UA値 ：0.44w/(㎡・K) HEAT.G１グレード
耐震等級３(雪下ろし仕様)
C値（気密性能）
C値 とは、住宅の気密性能を表す数値のこと。
その家の面積に対して、どの程度の面積のスキマが存在するのかを表した数値です。
なので、小さい数値の方が、気密性能が良いことになります。
こちらのお家は、C値 ：0.2ⅽ㎡/㎡。つまり、1㎡当たり0.2ⅽ㎡の隙間しかない、ということ。
とても気密性が高いです。気密性が高ければ、冷暖房効率が良い。雪国・猛暑の新潟に暮らすには、快適性にも、経済的にも、うれしい性能です。
UA値（断熱性能）
UA値とは、住宅の内部から床、外壁、屋根（天井）や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。
つまり、熱損失の合計を外皮等面積で除した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
こちらのお家は、UA値 ：0.44w/(㎡・K)で、HEAT.G１グレード。つまり、真冬に室内温度が10℃を下回らない性能をもっているということです。
冬、寒い、雪国の新潟。この厳しい数値を満たす住宅を建築することはとても大変です。逆を言えば、この値を出したお家ならば、心地よく暮らせます。
耐震等級３
耐震等級とは、耐震性の指標で3段階で示されます。「住宅の品質確保の促進等に関する法律（品確法）」に示されている、お施主様に判りやすい耐震性の判断基準です。等級1は、建築基準法レベルの耐震性能を満たす水準、等級3は等級1の1.5倍の強さがあると定義されます。一般的に等級が上がるほど柱や梁が太くなり、窓などの開口部が小さくなる制約が出やすくなります。
こちらのお家は、耐震等級３(雪下ろし仕様)でありながら、コーナー(建物の隅)に大きな窓を設け、リビングには広さ4帖分の吹き抜けを設けています。
建築設計の専門家が考えた、建物の構造とデザイン性。どちらに傾くことなく、設計されたバランスの良さがこの建物の魅力でもあります。
陽射しとプライバシー
冬至・夏至の陽の入り方
グリーンスタイルの考え方「光と風」で家をここちよくすること。
航空写真と方角から、冬至と夏至の日の出から日の入りまで、この敷地に射す太陽光をシミュレーション。
その結果をもとに、１・２階に設けた南・東の角の大きな窓。
冬至の日光は極力取り込めるように、窓を大きく。夏至の直射日光を遮るために、家の角を囲うようにL型の庇（ひさし）を設置。
夏至に射しこむ、西日も対策。２階西側には、窓を設けず、１階西側はランドリールームとし、家に射す陽を活用しています。
通行の視線と、周囲への配慮
東の道路側と南側に大きな窓を設けているため、気になるのは通行の視線。せっかくの開放感なのにカーテンを開けれない。ということがないように、リビング外側に設けたウッドデッキをコの字に囲うように、高さ２ｍの目隠しフェンスを設置。周囲からの視線を遮り、プライベートと、まるで中庭のようなお庭を楽しめます。
そして、周囲の建物や暮らしへの配慮を忘れず。
雪深い長岡では、屋根に雪が積もり、雪庇の自然落雪や、雪下ろし時の落雪スペースが必要になります。
こちらのお家は、東から西へ向けて傾きをかけた屋根。建物の背面にあたる西側に、隣地境界線から３mの離れを設け、落雪スペースを確保しました。
周囲の敷地へ、雪が落ちないように。この土地で、ながく暮らそうという決意と、そのための配慮を現した設計を行っています。
生活を楽にするためのプランニング
家事動線
限られた延床面積の中で、家事動線をスマートに直線的にすることで、使いやすさを実現。家事をスムーズにこなせます。
玄関－収納－洗面・洗濯・物干し―脱衣－風呂。
または、洗面・洗濯・物干し―キッチン－リビング・ダイニング。
ポイントは、行き止まりをなくすことで効率を向上。
現地にて、ご夫婦で、ご家族で。歩いてご体感ください。
家族の滞留緩和
滞留とは、その場に留まること、滞ること。
こちらの家庭内で想定される滞留は、朝の身支度時間や出勤・登校時間です。これらの滞留を緩和するため、設計で工夫を施しています。
まずは、朝の身支度問題。脱衣室と洗面・サンルームを別々にすることで、ご家族ぞれぞれの身支度の行動を分離しつつ、同時進行を可能にする。
日々の暮らしの慌ただしさに「同時進行」が毎日、効果的に作用します。
次に、出勤・登校時。家族みんなの時間が重複。玄関は混雑。玄関は普段、通過点でしかないことを鑑みれば、広々ととる間取りにするのはもったいない。
そこで、コンパクトなサイズの玄関に、1. 6m幅のベンチを設けることで家族の出動が同時に起こる靴が履けない混雑を緩和。窮屈感をも分散させたアイデアは、家族をストレスなく送り出す玄関を実現しています。
将来を見据えて、持て余さないスペースを考える
子ども部屋のありかたを思慮
「部屋数は子どもの人数分？」「子ども室の使用期間は意外と短い」という考えで設計した子ども室。
必要最低限で、成長に合わせて、フレキシブルに使おう。
吹き抜けに沿って設けたスペースだから、壁がない。
子どもたちの成長とその声に合わせて将来的には壁を立ち上げ個室にする。かも？天井からカーテンだけでいいかも？または、このまま広い部屋でもいいかも？
将来、家族で意見を 出し合い、話し合おう。
今は大空間の子どもの場所。成長に合わせ、フレキシブルに対応できる開放的な空間で設計しています。
リビング吹抜で窮屈感の全くない27坪の家
「27坪で十分広い。」
そう感じさせる、東側４帖分のリビング吹き抜けと縦に連なる大きな窓。
この家の解放感を作り上げている要因の１つ。１-２階の空間を繋ぎ、ここで暮らす家族をつなぐ。
狭い印象を覆しているのは、1-2階ともに、南と東、L型に配置された大きな窓。
ここちよい陽ざしを受け入れ、共有し、視界を室内にとどめず、周辺の街を見通し、広げる。
「27坪で十分。」という解放感は
是非、一度、体感してほしい。
ギャラリー
Directed by
開催場所
イベント終了のため、地図を削除致しました。
