こんにちは!設計士の朝野です。
先日、富山県砺波市庄川町に本社のある「木村産業株式会社」様の社長・工務部長・営業部長の3名でお越しいただき、
わたしたちが世界最高基準の住宅性能を目指して作ったモデルハウス「ポルハス」の見学をしていただきました。
POLHAUS(ポルハス)とは
断熱性能と気密性能を世界基準まで上げ、住宅のエネルギー消費を極限まで低減可能にした、
グリーンスタイルが最高性能を目指し性能をつきつめて設計した住宅です。
加えて、単に住宅性能を引き上げるだけでなく、ひさしやお庭の植栽も用いて日射量をコントロール。
間取りを工夫することでその性能をより高めています。
性能を評価する基準として、ドイツのパッシブハウス研究所が規定する
温熱性能を満たす住宅「パッシブハウス」を採用しています。
入ってすぐわかる高性能
この日も猛暑。30度を超える外気のなかですが、
まず高性能な断熱構造が外からの熱の侵入をしっかりと防いでいるため、
中に入ればすぐにその性能が存分に発揮されていることを感じていただくことができます。
プロが見て気づく性能に依存しないグリーンスタイルの工夫
ほんとうに研究熱心な社長は、前回見学会にご参加いただいているため
2回目のご見学だったこともあり、細部まであらためて研究されていました。
前回見ることができなかったであろうディティール部分や床下まで。じっくりとご見学いただきました。
例えば、子ども部屋上部のロフトにあるエアコンのダクトについて、配管経路や接続方法をはじめ、
具体的なたくさんの質問をいただきました。
工夫のひとつ。ダクティング
ポルハスにはどんな季節でも、どの部屋にいても「ここちよい」をつくるために、
1台のエアコンだけで全館を適温にすることを目的に、風が建物の中をスムーズに流れる工夫が施されています。
エアコンのダクトもその一つ。
通常では風が通りにくくなってしまうロフトにも計画的なダクティングを適正な場所に配置し、
どんな場所でも空気の滞留のないように設計。
1台のエアコンだけで、家全体の快適な室温を保つようデザインすることで「ここちよい」を実現しています。
皆様、私からの説明やご質問に対しての回答を真剣に聞いていただき、
私の説明する言葉をしっかりメモに取っていかれました。(稚拙な説明だったと思います。すみませんでした(汗))
木村産業の皆さんとお話し、あらためて、グリーンスタイルが探求すべき自由でここちよいデザイン住宅を磨き上げ、
お客様と楽しい家づくりができるようさらに研究を続けたいと強く感じました。
しっかりとがんばりますので、今後もグリーンスタイルの提案にご期待ください。
最後になりますが、木村産業株式会社 木村社長
ご来場いただきまして、ありがとうございました。