「自分たちの家をもとう!」
たくさんの夢と希望をもって始まるお住まいづくり。
しかし、いざ住まいづくりを始めて、多くの方が不安に思われるのが『住宅ローン』です。
『住まいづくりの第一の壁』といっても過言ではないのでしょうか?
手続きはどうすればいいの?
いくら借りればいいの?
将来ちゃんと返済できるかな?
なにせ、お住まいは人生で一番大きなお買い物。
わからないことがたくさんあって当然です!
住宅ローンもお住まいづくりの大切な要素。
私たち設計士は、皆さまがたくさんお持ちになる
はじめての住宅ローンの『ぎもん』も
一緒に解決してお住まいづくりをすすめています。
今回は、住宅ローン選びの基本の3つのポイントをそれぞれ簡単にお話し致します。
金利の種類
金利には大きく2つのタイプがあり、変動金利型、全期間固定型があります。
そのうち変動金利型にも2つのタイプがあります。
〇変動金利型
変動金利 :返済の期間中、定期的に金利が見直しされる
固定金利選択 :借り入れた当初の金利が一定期間変わらない
〇全期間固定型
全期間固定型 :借り入れた当初の金利が全期間変わらない
それぞれの特徴です
変動金利 メリット : 金利が低い時に支払う利息が少なくなる
デメリット : 金利が上昇する可能性があり、影響を受けやすい
固定金利選択 メリット : 固定期間内は金利が変動しなく、利息も抑えられる
デメリット : 固定期間終了後に、金利が上昇する可能性がある
全期間固定 メリット : 金利が変動しないので支払う総額が変わらない
デメリット : 金利が低い状態でも高い利息を支払う必要がある
変動金利型が向いているタイプ
・借り入れ金額が少なく、比較的余裕を持った返済の計画が立てられる方
・借り入れ期間が短い、または繰り上げ返済を利用しつつ短期間で返済する予定の方
・金利変動を確認でき、上昇のリスクへの準備ができる方
・将来的に収入の増加が見込まれる方
全期間固定金利型が向いているタイプ
・将来を見据えた長期のご返済計画を立てたい方
・景気に左右されたくない方
・一定額を返済していく安心感を求める方
借入年数
借入年数の最長期間は35年です。(それ以上にできる商品も一部あります)
仮に借入年数の設定をする際に基本となる考え方は、
月々のご返済を抑えて無理のない支払いにしたい → 最長の35年で設定
定年を考慮したい → ご自身の年齢を基に設定
となります。
ただし、借入期間は当初に設定したものより縮めることはできても、長くすることはできないため、支払いの金額を確認しながら、長めに設定をしていただくことをお勧めしております。
もちろん支払いに余裕が出来たときは、貯めた資金で繰り上げ返済をして借入期間を短縮することも出来ますからね。
お子様の教育資金は?急な病気やけがのときは?皆様がご不安のないよう、それぞれのライフプランに合ったゆとりのある借入計画をご提案いたします。
金融機関のチェックポイント
金利は?審査は?保障は?
どれも金融機関を選ぶに当たって大切なことです。
金利を主で選ばれる場合は、ネットバンクという選択も。
審査がスムーズであることも大きなポイントの一つですね。
いざというときの保証もとても大切です。
長い間お付き合いをするので、相談のしやすさや普段の使いやすさもあります。
全て大切です。
私たちが一番考えて頂きたいこと
いざというときの『安心』を考えた選択をすることです。
金利の低さだけを見るのではなく、万が一、ケガや病気で働けなくなったときも、安心して毎日暮らせるよう、ご自身達の将来のライフスタイルも見据えて、納得のいく金融機関を一緒に選びましょう。
お住まいづくりでは、普段考えたこともない、とても大きな金額と向き合います。
そして、お住まいづくりをされる方の100%に近い方が、住宅ローンとお付き合いをされます。
長く付き合うものだからこそ、私たちはお客様と一緒に検討し、よりよいご提案をして参ります。
written by 武樋